ポピュラーピアノのレッスンがクラシックの演奏に活きる！神戸市灘区のサークル音楽教室

神戸市灘区の音楽教室「サークル音楽教室」から音楽を発信しています！スタッフのきゃなです！

大人でピアノのレッスンを受けるなら、好きな曲が演奏できる、ポピュラーピアノがおすすめ！

大人でピアノのレッスンを受けたいと思っているみなさん！

ピアノといえばクラシック音楽を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、近年では「ポピュラーピアノ」を学ぶ大人の方が増えています。

仕事や育児が一段落した後の趣味として、また昔からの憧れを実現するために、ピアノを再び始める大人の方にとって、ポピュラーピアノは非常に魅力的な選択肢です。

この記事では、サークル音楽教室が提供する、大人のためのポピュラーピアノレッスンについて、その魅力に迫っていきます！

神戸市灘区のサークル音楽教室のポピュラーピアノレッスンを担当する福島聖子先生にインタビューさせていただきました！

 

こちらは、サークル音楽教室の月曜日と土曜日のピアノのレッスンを担当してくださっている、福島聖子先生です！

神戸出身の福島先生は神戸女学院大学音楽学部卒業後、渡仏。 パリ・エコール・ノルマル音楽院に留学していました。

また、福島先生はアレキサンダー・テクニックやピアノ解剖学の知識を活かし、体の使い方について専門的なアプローチを取り入れたレッスンに定評があります。

福島聖子先生によるピアノオリジナル曲の演奏「めぐり逢い」

まずは、福島聖子先生のピアノ演奏をお聞きください！

福島先生のオリジナル曲を披露してくださいました／

１曲目、「めぐり逢い」は、コロナ禍での家族の大切さをテーマにした楽曲です。

コロナ禍において、多くの人々が家族や大切な人に会うことができず、特に老人ホームや入院先にいる家族に対する不安や悲しみが広がりました。

遠く離れた家族に会うことができない現実の中で、「もっと一緒に過ごすことができたのではないか」と感じた福島先生は、「そういう背景を曲に収めたかった」と話してくださいました。

「人に会えることが当たり前ではなく、非常に尊いこと」という福島先生のメッセージが響きます。

優しく切ないメロディが、家族との時間の儚さや、再び会えることへの希望を感じさせます。

ピアノの音色で描かれる繊細な感情が、聴く人の心に深く染み渡る作品です。

 

福島聖子先生によるピアノオリジナル曲の演奏「シンクロニシティ」

「シンクロニシティ」は、愛媛の自然を描写した楽曲で、波の音、風のそよぎ、鳥の鳴き声といった自然の風景をそのまま音楽として表現したと楽曲です。

根底にあるコンセプトは、福島先生がこよなく愛する作曲家ドビュッシーの影響を受けており、自然をそのまま曲にする作曲家たちへの憧れが反映されています。

自然の絶景をそのまま音楽に映し出そうと試みた作品です。

パーカッションで参加されている冨士正太朗先生によって付け加えられた小鳥の鳴き声など効果音も、楽曲にさらなるリアルさと生き生きとした情景を与えています。

この楽曲のきっかけとなったのは、散歩中に壁に映る自分の影がシンクロし合っていたという何気ない瞬間からだそうです。

自分と自然が一体となるようなその体験を、福島先生は音楽として表現し、聴く人を自然の世界へと導きます。

福島先生は、このように、創作活動にも力を入れています。

福島先生によると、0から１を生み出す創造性はレッスンによって、育むことができると言います。

そのことに詳しくお話を伺った記事もありますので、興味のある方はぜひお読みください。

→子どもの想像力を育てる知育を取り入れたピアノレッスンで効果絶大！

クラシックピアノとポピュラーピアノの違い

さて、今回の本題に入りましょう！

まず、福島聖子先生にクラシックピアノとポピュラーピアノの演奏の違いについて伺いました。

福島先生によると、クラシックピアノとポピュラーピアノの大きな違いは「打鍵の種類」にあるそうです。

ポップスを演奏する際は、速い打鍵と瞬発力が求められますが、クラシック曲ではそのような打鍵が必ずしも必要ではありません。

そして、ポピュラーピアノとひとくくりにされていますが、ロック、ジャズ、ボサノバやサンバといったラテン系音楽、ブルース、R&Bなど、さまざまなジャンルが含まれています。

それぞれの音楽には独自のリズムやハーモニー、コード進行があり、基本的な理解がないと演奏するのが難しくなります。

クラシック音楽にも、マズルカのように独特なリズムを持つ民族音楽的な作品はありますが、ポピュラーピアノではさらに多様なリズムパターンが登場し、それを理解していないと演奏が困難です。